洋菓子世界大会 日本代表チームが世界一に!
3 月3 日(土)〜6 日(火)に開催された男女混合チームによる洋菓子の国際コンクール『ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレ2012』に、日本代表として出場した「グランドハイアット東京」ペストリー副料理長 岡崎正輝氏と「パティスリーアテスウェイ」の芋生玲子氏のチームが、強豪スイス(2 位)、フランス(3 位)をおさえ、見事世界一に輝いた。
『ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレ2012』は、各国の予選を勝ち抜いた世界トップレベルのパティシエたちによる16 カ国対抗で競い、自由テーマのもと4 日間にわたり、合計20 時間の中でアメ細工やアントルメ、チョコレートなど7 種類もの作品を完成させる。
創造性や芸術性に加えて、高い技術力と集中力、そして体力を要するため、国際製菓コンクールの中で最も過酷なコンクールと言われている。
2010年の「内海杯技術コンクール」で優勝し、今回日本代表として出場した岡崎氏は、「私 一人の力だけではなく、共に戦った芋生(イモウ)さんはじめ、職場の先輩や後輩、ペストリー業界の方など、多くの方々に技術面や精神面などでサポートしていただいたおかげで勝ち取れた優勝だと思います。
皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。」
とコメントしている。
■ 『ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレ2012』概要
【開催日程】2012 年3 月3 日(土)〜6 日(火)
【開催場所】パリ・ノール見本市会場
【参加国数】16 カ国(日本、メキシコ、モロッコ、ベトナム、フランス、ロシア、ウクライナ、アイルランド、スイス、アメリカ、エジプト、ブラジル、グルジア、マレーシア、シンガポール、コロンビア)
【競技内容】各国チームごとに定めた自由テーマに基づいて、下記の作品を20 時間内に全て製作。
① パスティヤージュのピエス 1 点
② アメ細工のピエス 1 点
③ ショコラのピエス 1 点
④ 生 プティフール 3 点(タルトレット1種、シュー生地菓子1 種、自由作品1種)
⑤ プティガトー3 種(ショコラ基調1 種+ピスタチオ基調1 種+フルーツ基調1種)
⑥ 冷 温(冷たいものと温かいもの)を組み合わせた皿盛りデザート1 点(自由課題)
⑦ ボンボンショコラ3 種(フルーツガナッシュ1 種+プラリネ1 種+自由課題1種)
【主催】 モンディアル・デ・ザール・シュクレ協会、DFG、ユーロパン