第19 回 カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト、大賞決定!
カリフォルニア・レーズン協会は、2010年6月18日(金)、19日(土)の両日、「第19回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」の最終実技審査を日本パン技術研究所にて実施し、最終審査対象に選ばれた24の優秀作品の中から大賞3作品を含む合計13の入賞作品を決定、表彰しました。
同コンテストは、製パンに携わるプロフェッショナルを対象に、毎年協会が開催しているものです。19回目となった今年は、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」(工場でのライン生産、機械包装が可能な製品)、「インストア・リテールベーカリー製品部門」の2部門の他に、アメリカ乳製品輸出協会の協賛による「特別協賛部門」の計3部門で作品を募集し、合計242作品のエントリーがありました。第一次審査にて、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」から6作品、「インストア・リテール ベーカリー製品部門」から11作品、「特別協賛部門」から7作品、合計24名のファイナリストが選出され、6月18日、19日の最終実技審査に臨みました。
当日は、製パン専門家および関係者7名(増田企画代表 増田信司氏、製粉協会理事・製粉研究所長 竹谷光司氏、社団法人日本パン技術研究所 常務理事・所長 井上好文氏、東京製菓学校 パン科教師、付帯教育課長補佐 高江直樹氏、エコール・辻・東京 製パン教授 近藤 敦志氏、全国パン専門新聞協会 会長 磯谷至朗氏、ホテルメトロポリタンエドモント 名誉総料理長 中村勝宏氏)と、審査委員長のジェフリー マクニール駐日代表に加え、コンテストに合わせて来日した、カリフォルニア・レーズン協会米国本部マーケティング担当 シニア・バイスプレジデントのラリーブラッグが、審査に加わりました。前日と当日合わせて9時間に及ぶ実技審査の後、ファイナリストによる、それぞれの作品の製作意図や工程などについてのプレゼンテーションと質疑応答、試食審査が行われ、厳正なる審査の結果、入賞者が決定しました。
また、公募によって選ばれた「レーズン大好き、パン大好き」な消費者代表審査員10名による試食審査も行われ、それぞれの部門にて最高得点を獲得した作品に消費者推薦賞が贈られました。
結果、13名の入賞者が選ばれ、入賞者には楯とカリフォルニア・レーズンの故郷「フレズノへの研修旅行」への招待が贈られました。