神戸洋菓子デザインアワード2011コラボレーションケーキ 期間限定販売
神戸洋菓子デザインアワード2011のコラボレーションケーキが完成。
11月18日〜11月20日の間、各店にて販売される。
神戸洋菓子デザインアワード2011では、
『神戸』『スイーツ』『走る』『食べる』『男子』『女子』のキーワードをテーマにしたスイーツのデザインを、一般から募集。
応募されたデザインから選ばれたものを、パティシエが製作するというもの。
全部で14点あるが、中でも以下の5点は「男子」がキーワードに入っているスイーツ。甘党男子としては是非チェックしてみてほしい。
1.神戸ポートピアホテル「すべてのプリンス(男子)とプリンセス(女子)に贈るスイーツ」
担当パティシエ:山根亜希子さん/デザイナー:吉田麻子さん
<デザイナー>
王冠をパイにしたのはパイに高貴で特別な美しいイメージがあったからです。はじめに美しい王冠を作ってほしいとお願いしました。 コラボで進化させたのはおもに①王冠の中表面のフルーツを更にキラキラ宝石箱にする ②触感だけでなく嬉しいびっくり感のある中身にする、でした。フルーツは丸いキラキラの宝石となり美しく彩られ、中身はパティシエさんの斬新なセンスにより新しい、嬉しい触感と味を楽しめるものへと進化しました。
<パティシエ>
生地に生クリームや白ワインを使用して作るポートピアホテルのパイは、香り高くサクサクと美味しい逸品。この生地を使い、パイの大きさ、フルーツの種類、食感と味わい等、最適なバランスになるまで試行錯誤を繰り返しました。こだわりは、パイの中。ふわふわのミルクレープやクリーム、パリッとしたチョコの層が!サクサクのパイ、フルーツ、飾りのゼリー、それぞれのハーモニーがキラキラと輝く美しい宝石箱のような王冠になりました。
2.シーサイドホテル舞子ビラ「sweet time」
担当パティシエ:中山久彰さん/デザイナー:大艸真生さん
コンセプト「甘い物が大好きな女子にスイーツ男子と食べてほしいケーキ」
<デザイナー>
[sweet time]のキーワードは、[スイーツ][女子]と[スイーツ][男子]の甘いひとときに[食べる]ラブラブ[スイーツ]です。
ターゲットは、ずばり欲張りな女の子!かわいいもの、甘い物が大好きで、スイーツ男子と一緒に食べたくなる様なケーキを考えました。
欲張りな女の子だと丸々一つ食べたり、カップルで食べたり、友達同士で半分こしたり、話が弾む、楽しい時間を共有する、そんな時間に添える新しいケーキ、話題性のある神戸にふさわしいケーキを提案します。
<パティシエ>
初案では、男性はカラメルケーキ、女性は赤い果実のケーキにしてみましたが、どちらのケーキも甘いムースだと飽きてしまう、との意見をいただき、カラメルはロール生地を中心に、赤いケーキはヨーグルトを隠し味にチーズクリームをはさみました。色んな手法で、味と食感と色の鮮やかさ、生地とのバランスなど納得いくまで試行錯誤し、パティシエとして味に一番こだわりました。一つで三度味わえ、発見と楽しさがあるケーキです。
3.ボンポアン「走れ!オトコの手掴みケーキ」
担当パティシエ:土井祐司さん/デザイナー:川村拓雄さん
<デザイナー>
試作を何度も重ね、新しいケーキができ上がりました。
カチッをした形態とは裏腹に、やわらかな食感を求めました。「手掴みしてはいけないものを手掴みする」これが、醍醐味だからです!形だけのトレースであれば、違う生地や材料を用いて、絵に忠実なケーキが、もっと簡単にできたでしょう。そこに共感して頂けたら、嬉しく思います。一口で、淡い味わいと共に、香りや食感の変化が訪れます。
是非、手掴みでお召し上がり下さい!
<パティシエ>
ケーキを作るにあたって1デザインの忠実性、2デザイナーの希望、3味が複雑にならない事、4初秋を感じる事、この要素を含めたケーキにしたいと思いました。味的にはほんのり香る白ワインのクリーム、存在感のあるいちぢくのジャム、食感の違う洋梨のクリームで構成しました。シンプルですが、暖色系と落ち葉を合わせる事で初秋を感じられるような皿盛にしました。
4.菓樹工房ユーカリプティース「走る!スイーツ男子、食べる!神戸女子。」
担当パティシエ:工藤真弓さん/デザイナー:福原優美さん
<デザイナー>
このデザインは『おしゃれの街、神戸』を帽子というモチーフで、そして神戸マラソンの疾走間をリボンで表現しています。神戸のおしゃれといえば小物使いということで帽子を選びました。このケーキは生地にフォークを入れた瞬間に感動があります。見た目からは想像できないサクっとした表面、爽やかながら存在感のあるムース、そして短調になりそうなツバは期待以上に美味しい生地で、全体のバランスが良くとても美味しいケーキです。
<パティシエ>
ムースに使用したルイボスティーは福原さん提案の爽やかさが印象的なお茶です。初めて飲んだときは独特な風味がムースに合うか不安でしたが、苦手な人でも美味しく召し上がれる作品になりました。上から下まで一緒に食べることで食感や香りをバランスよく味わえます。デザインはシンプルですが、帽子のツバは生地だけでも美味しく、フルーツやクリームと合わせても味の違いを楽しめます。順位関係なく感想を聞かせて頂きたいです。
5.ユーハイム「Romantic Night In Kobe」
担当パティシエ:米倉綾香さん/デザイナー:堀ももよさん
副題に「〜愛する2人のロマンティックなひととき。〜」
<デザイナー>
とろけるアイスクリームを想定していましたが、バニラアイスでは定番過ぎてテーマである“ロマンティックナイト”=“大人っぽさ”が出ないという点と、秋に商品化ということから季節感を意識し、マロン風味のムースで深みを出すこと、「秋らしい大人の味」を表現することをご提案いただきました。飴細工は、ケーキと一緒にカリッと食べられて食感も楽しく、神戸の夜デートにぴったりの、ロマンティックな作品に仕上がったと思います。
<パティシエ>
「ロマンティックナイト イン 神戸」というテーマなので、土台はアイスでは少し子供っぽいと思いましたので、ラム酒をきかせた大人っぽいマロンムースにしました。
中にはチェリーのコンポートが入っていてチェリーに合うものは何かと考え、マロンムースにしました。ムースの中にはナッツをキャラメリゼしたものを食感に加え、上の飾りのアメ細工はさざ波をイメージしているので、ナッツには塩を加えました。ケーキのまわりはチョコレートのグラサージュをかけて、金粉と金箔で夜景をイメージしています。
なお、グランプリは御影髙杉の「太陽の落としもの」(担当パティシエ:髙杉文博さん/デザイナー:古谷絵梨さん)に決まった。
販売は、11月20日の神戸マラソンに合わせて、11月18日〜11月20日の期間限定。お買い逃しないように!