子どもしか入れない!?パティシエ エス コヤマ 子どもと大人をつなぐ「未来製作所」オープン
2013年12月7日(土)、子どもと大人をつなぐお店「未来製作所」が、兵庫県三田の「パティシエ エス コヤマ」敷地内にオープン。
「未来製作所」は、【子どもの「ミテミテキイテ」と大人の「キキタイシリタイ」をつなぐ】がコンセプト。小学校6年生までの子どもしか中に入る事ができず、大人は中の様子がわからないため「このお店で何が売られているのか」「どんな構造になっているのか」ということを、子どもたちから聞くしかない。必然的に「大人が子どもの話を聞かなければならない状況」を作る事でコミュニケーションが生み出されるのだ。
子どもしか中に入れないため、大人達は、外のタマゴ型の待合室で待つルール。その待合室にはお菓子の自動販売機があり、子供が出てくるのを待っている間に、牛乳菓「MATTERU」を購入して待つ事ができる。
「未来製作所」では、子どもたちの目の前でスタッフが焼き上げた、エスコヤマオリジナルの“焼き立て”菓子を始めとし、大人がうらやむようなお菓子を販売。店内にて、「お父さん・お母さんが、子どもの頃を思い出すような、昔を懐かしむアイテム」を“新しい提供の仕方”でプレゼンテーションする。
お店の中で販売するのは3種類のお菓子だ。
1つ目はコヤマシェフが「スイス菓子 ハイジ」での修業時代から試作を重ね、この度、20年間の歳月を経てついに完成させたもの。2つ目は子どもたちの目の前で焼きあげる○○(○○は中に入った子どもたちだけのお楽しみ)。3つ目は外で待っている大人たちも手に入れられ、不思議な空間「未来製作所」の知る唯一の手がかりともなるお菓子「MATTERU~牛乳菓 マッテル~」。
和菓子でも洋菓子でもない、バニラの香りと乳の持つ甘みを活かしたやわらか~い新ジャンルの”お菓子”だ。
取材も子供しか受け付けないという徹底ぶりの「未来製作所」。
大人としては気になってしょうがない。
●パティシエ エス コヤマ コヤマススムシェフ
「小山ロール」で知られ、近年ではショコラの本場フランス・パリで開かれるショコラ愛好家「C.C.C.」のコンクールで、初参加の2011年より、3年連続で最高評価「5タブレット」獲得、うち2011・12年は「外国人部門最優秀ショコラティエ賞」を受賞。また、2013年10月にロンドンで開催された国際的なチョコレート・コンクール「インターナショナル・チョコレート・アワーズ」でも最高評価を得るなど世界からも注目を集める。
未来製作所
兵庫県三田市ゆりのき台5丁目32-1