ショコラティエ小山進 インターナショナル・チョコレート・アワーズで金賞受賞!
「パティシエエスコヤマ」のパティシエ・ショコラティエ小山進シェフが、インターナショナル・チョコレート・アワーズ2013アメリカ大会で、出品約400作品の中の3部門で1位、2部門で2位を日本人として初めて受賞した。
2013年10月1日(火)にニューヨークのThe Institute of Culinary Educationで行われた、アメリカ大会の表彰式で受賞が発表。
ボンボン(Filled chocolates)部門の「ラフロイグ10年(ウィスキー)&ラズベリー」「南高梅.アーモンドプラリネ」がそれぞれ1位(金賞)、板チョコ(Bars)部門の「万願寺唐辛子とアーモンドプラリネ」が1位(金賞)、「大徳寺納豆」、「ラズベリー&ライチ」がそれぞれ2位(銀賞)を受賞した。
これにより、今後、イギリス・ロンドンで10月14日(月)~20日(日)の「チョコレートウィーク」会期中に開催の世界大会(ファイナル)へ出場し、受賞を目指す。
<受賞作品>
ボンボンショコラ(Filled chocolates)
1位(金賞)受賞
■ラフロイグ10年(ウィスキー)&ラズベリー/Laphroaig 10 Year Old(Whisky) & Raspberry
ラフロイグのピートの効いた独特な香りとラズベリーが見事に調和。ウィスキーはその個性ある薫香をうまく保ちながら、ラズベリーの華やかな酸味も活き、うまくお互いの良さを消しあうことなく、うまくおいしさを導きだしたベストなコンビネーションです。
(*ショコラアソート「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2011」の1アイテム、ボンボンショコラ「スモーキー」として販売中)
1位(金賞)受賞
■南高梅.アーモンドプラリネ/Nanko Ume Plum &Almond Praline
日本の和歌山県の名産で、梅干しとしてよく食べられる南高梅。完全に黄色く熟した実は、独特の酸味が特長。このショコラでは、ボトムに、同じバラ科で兄弟関係となるアーモンドを使ったプラリネを合わせることで、酸味を中和し、見事に調和が取れた、個性的な一品に仕上げました。(11月末発売予定)
板チョコ/バー(Bars)
1位(金賞)受賞
■万願寺唐辛子とアーモンドプラリネ/Manganji-Temple Green Pepper & Almond Praline
京野菜「万願寺唐辛子」を塩漬けにし、さらにしょうゆ漬けにした漬物のフリーズドライに、味わいの相性を考え、選んだのは酸味と苦みのバランスの取れた、カカオ分55%のビターチョコレートです。万願寺唐辛子のフリーズドライをアーモンドプラリネの中に混ぜ込むことにより、クリスピーな食感が生まれました。口に入れると、最初のカリカリとした食感から、口の中の水分と出会い、“漬物”本来の酸味、辛さ、コクが分解されて舌に伝わる新しいショコラです。(11月末発売予定)
2位(銀賞)受賞
■大徳寺納豆/Daitokuji-Temple Natto
京都、大徳寺で作られてきた保存用の塩納豆「大徳寺納豆」。その強い塩味と、豊富なアミノ酸から感じられる豊かな旨味がミルクチョコレートととてもよくマッチした、日本流の「キャラメル・ブール・サレ」(塩キャラメル)です。(11月末発売予定)
2位(銀賞)受賞
■ラズベリー&ライチ/Raspberry & Lychee
かわいらしいピンクの中には、ライチとラズベリーのフリーズドライが入っています。ラズベリーはより細かく砕いてホワイトチョコレートに溶けこむように、ライチのフリーズドライはフレーク状の大きな粒で入れました。底に流れるラズベリーの甘酸っぱさに、ライチの粒がクリスピーな食感と花のような華やかな香りの広がりを加えています。ラズベリーとライチ、ホワイトチョコレートの化学反応が楽しいショコラです。
(11月末発売予定)
<インターナショナル・チョコレート・アワーズとは>
世界中のカカオ農園からショコラティエに至るまでの、チョコレートに関するあらゆるステージにおいて、最も優れた高品質なチョコレートを認定することを目的としたコンクール。
開催初年となる2012年には、イタリア、カナダ、イギリス、アメリカで各々国内予選が開かれ、第1回の世界大会はイギリスにおいて10月、「チョコレートウィーク」と同時期に開催。本年はイスラエルを含む新たな国内予選が加えられた。
「パティシエエスコヤマ」インターナショナル・チョコレート・アワーズ特設ページ
「インターナショナル・チョコレート・アワーズ」公式サイト(英文)
「パティシエエスコヤマ」ホームページ